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Tool / Design / Workflow

Orbit|SVGモックアップ生成ツール

スマートフォンも、タブレットも、ノートPCも。欲しい構図を、その都度つくる。
Orbitは、8機種・計35色からデバイスを選び、画面画像・画角・光を調整して、背景透過のSVGとして書き出すブラウザツールです。アプリやWebサイトの見せ方に合わせたモックアップを、いつもの制作環境へ持ち帰れます。

8機種・35色から、制作に合うモックアップを

iPhone・Androidでアプリ画面を、iPadやノートPCでWebサイトや資料を見せる。端末を切り替えても、色を選び、画像を貼り込み、構図を調整してSVGへ書き出す流れは共通です。デバイスの種類と見え方を、制作物に合わせて選べます。

MacBook 13の3Dプレビューと、画角・開閉・光の調整パネルを表示したOrbitの操作画面
初期開発時の操作画面(MacBook 13)。現在は8機種の切替と、モデル名横のカラーチップに対応しています。
できること8機種・計35色の選択、画角・光の調整、画面画像の貼り込み、背景透過のSVG書き出し
想定する利用者制作物に合うモックアップを自分で調整したいデザイナー・クリエイター
モデルiPhone 4機種、Android 2機種、iPad Air 11、MacBook 13。いずれも実機とは細部が異なる参考モデルです。
制作範囲利用場面の整理・操作設計・画面設計・3Dモデル制作・ブラウザ実装・出力検証
ツールOrbitを開く

動かして、画角を確かめる

ドラッグで視点を変え、プリセットや光を調整しながら、見せたい構図を探る。各デバイスに共通する操作の雰囲気を、初期開発時の動画でご覧いただけます。

初期開発時の操作デモ(約57秒・音声なし)。現在はロゴと画面構成が変わり、8機種・カラー切替に対応しています。

素材に合わせる前に、構図を決めたい

代表自身も、Photoshop用のモックアップ素材を大量にストックしていました。それでも、デザインにぴったり合うトリミング・角度・バランスの素材を見つけるのは難しく、手元にある素材を起点に考える場面がありました。

そのとき必要な見え方を、自分で作れたら。Orbitは、この不便から生まれました。スマートフォン・タブレット・ノートPCを選び、色や角度、位置、光を自分で調整する。デザイナーやクリエイターが欲しいトリミングとバランスを作り、制作に使える素材として持ち帰ることを目指しています。

Orbitでできること

  • iPhone・Android・iPad・MacBookの8機種を、同じ画面で切り替える
  • モデル名横の丸いカラーチップから、機種ごとの色を選ぶ(計35色)
  • ドラッグで回転し、ズームや位置調整で構図を決める
  • 正面・斜め・側面などのプリセットを起点に調整する
  • 光の向きを変え、面の明暗を調整する
  • PNG・JPG・WebPの画面画像を貼り込み、画面いっぱいの表示と全体表示を切り替える
  • SVGプレビューで書き出す見た目を確認し、背景透過で保存する
  • デバイスの筐体をベクター、貼り込んだ画面を埋め込み画像としてSVGに保存する

機種固有の調整として、MacBookは画面の開き具合を0〜140度で変更できます。

SVGの陰影は面の明暗で表現します。3Dプレビューの反射や色と完全には一致しないため、保存前にSVGプレビューで確認します。

読み込む画像はブラウザ内で処理し、サーバーへ送信しません。PNG・JPG・WebP、30MB・50メガピクセルまでに対応します。ページを再読み込みすると画像の指定は消えるため、必要なSVGは保存してください。

こんな制作への活用を想定しています

スマートフォンで、アプリやモバイルサイトを紹介する。
iPhoneやAndroidに画面画像を貼り込み、サービス紹介やポートフォリオに使うモックアップへ。筐体色と画角を、画面デザインや周囲の余白に合わせて調整します。

タブレットで、Webサイトや資料の見え方を伝える。
iPadにサイトや資料の画像を貼り込み、提案書やWebページに配置する素材へ。回転・ズーム・位置調整で、伝えたい内容が見える構図を作ります。

ノートPCで、デスクトップ画面のデザインを見せる。
Webサイトや業務画面を、説明文やほかのビジュアルと組み合わせる素材へ。どの機種でも、構図を決めたSVGをデザインソフトへ持ち込む流れで使えます。

使う場面に合わせて構図を調整し、いつものデザインソフトで仕上げる使い方を想定しています。

画角をつくり、仕上げへ渡す

  1. 機種と色を選び、画面画像を貼り込む

    端末一覧とカラーチップで、使いたい機種と色を選びます。画像をドロップするか選択し、画面いっぱいに見せるか、画像全体を収めるかを選びます。画像を入れずに使うこともできます。

  2. ブラウザで構図を調整する

    「見え方を調整する」パネルで、プリセット・画角・光を調整します。デバイスを回転し、ズームや位置を変えて、制作物に合う向きと余白を決めます。

  3. SVGの見た目を確認する

    SVG Previewで実際に書き出す状態を確認。さらに調整すると、3Dプレビューへ戻ります。

  4. SVGを書き出して仕上げる

    保存したSVGをデザインソフトへ持ち込み、制作物のレイアウトに組み合わせます。筐体のパスと画面の画像を含むSVGとして保存されます。

MacBookの画像なしSVGは、Adobe Illustrator 2024への取り込みとディテールを代表の実機で確認済みです。追加したスマートフォン・タブレットや画像入りSVGのIllustratorへの取り込み、個別の編集操作、Figmaでの取り込み・編集は未確認です。出力はその画角から見える面だけを含むため、取り込み後にパーツを動かしても隠れていた面は現れません。

実務の条件を、AIと一緒に道具へ落とし込む

制作は、AIにBlenderを操作させて3Dモデルを作るところから始まりました。代表が利用場面と必要な品質を示し、形状や見え方を調整。ブラウザで構図を作り、筐体をベクターとして書き出すところまで、一つの制作フローにつなげました。

ノートPCから始まった仕組みは、現在、スマートフォン・タブレットを含む8機種とカラー切替に対応しています。機種ごとに素材を探していた作業を、共通の操作で必要な見え方を作る流れへ広げました。

Orbitを公開する狙いは、実務の課題から使えるツールを作る、TOMLABの取り組みを伝えることです。代表自身が有用だと感じられるか、いつもの制作環境へ持ち帰れるかを基準に、AIによる実装と人による確認を重ねています。

対応デバイスとカラー

スマートフォン・タブレット・ノートPCを端末一覧から切り替え、共通のプレビューと調整パネルで操作できます。スマートフォンとタブレットは、画面側を向いた縦向きの表示から始められます。

幅に余裕のある画面では、左に端末一覧を固定して表示し、山形ボタンで格納できます。狭い画面では右端のメニューから選択。SVG出力は、その左のボタンから行えます。

iPhoneiPhone 17 / iPhone 17 Pro / iPhone 14 / iPhone SE(第3世代)
AndroidPixel 11 / Galaxy S26
タブレットiPad Air 11(M4)
ノートPCMacBook 13

機種ごとのカラーバリエーションを参考にした計35色を、モデル名横の丸いチップから選べます。選んだ筐体色は3D・SVGプレビュー・書き出しに反映され、画面画像やレンズ、キーの色は保持します。

モデルは実機とは細部が異なる参考形状です。色名はメーカーの公式資料を参照し、表示する色味は製品写真を参考にした近似値です。3Dの反射とSVGの面の陰影では、見え方が異なります。

いつもの作業で困っていることから、
道具の形を考えます

何をツールにするか決まっていなくても、今の作業と残したい判断から整理できます。